ベッティングラウンドとは何なのか?
ベッティングラウンドは、言葉のとおり賭けを行う回ということです。 ポーカーはチップ(賭け金)を争うゲーム。 場にあるポット(賞金プール)やブラインド(SBやBB)を獲得するため、 対戦相手と駆け引きを行う場と言えます。
ベッティングラウンドは全部で4回
プリフロップ、フロップ、ターン、リバー。
この4つが、ベッティングラウンドの名称です。
ベッティングラウンドがはじまる前に手札が配られます。
プリフロップ
ポーカーにおける、最初のベッティングラウンド。
自分の手札を見て、勝負するのか、勝負から降りるのかを決定します。
手札
※手が弱い時に勝負にいくと・・・
チップ(賭け金)が無駄になるため降りることが多いです。
フロップ
プリフロップからフロップに進む時、ボードが3枚公開されます。
フロップでは、この新たな情報をもとにゲームを進めていきます。
手札
ボード
※9のワンペアが出来ていますが・・・、
ボードにスペード2枚出ているのが気になります。
対戦相手が、スペード2枚の手札ならフラッシュまで後1枚、危険ですね。
この他、QTやT7を持っている人がいたら、ストレートが出来てしまっています。
この状況、勝負しますか?降りますか?
勝負するなら、さらなるチップ(賭け金)を消費するでしょう(無駄と思うなら降り)
ターン
フロップからターンに進む時、ボードが1枚公開されます。
これでまた情報が増えましたね♪
手札
ボード
※スペードのAが来て、手がAと9のツーペアに進化しました!
しかし、手札がスペード2枚の人がいた場合、フラッシュ確定・・・
この状況、勝負しますか?降りますか?
※手札とボードの他、相手のアクション(賭け金の出し方)も判断材料。
相手のプレイが、フラッシュやストレートではないと判断できるなら・・・?
リバー
ターンからリバーに進む時、ボードが1枚公開されます(最後)
これが最後のカード公開、手札の役が確定します。
手札
ボード
※最後のボードは、最悪、スペードのTでした。
Aと9のツーペアに全てを託し、勝負をかけますか?
降りるなら、このゲームは負け確定、チップを消耗した結果だけが残ります。
勝負すれば・・・・・・
ベッティングラウンドが進む条件
プリフロップ→フロップのようにベッティングラウンドが進むには、
以下の条件のどっちかを満たす必要があります。
1.全員がアクションしており、かつ全員の賭け金が同額になった時
2.全員がチェックし、チップ(賭け金)を出さなかった時
※ゲームから降りている人は、関係ありません。
1の条件はオールイン及びプリフロップにおけるBBのオプション時、例外が起こりえます。
2の条件はプリフロップでは起こりえません。
プリフロップ → フロップ
プリフロップでは、既にSBとBBのブラインド(強制ベット)があるため、
2の条件(全員が賭け金を出さない)は不可能です。
(強制ベットなし)
強制ベットがないポジションでは、
現状、最高額の賭け金を出しているBBと同額以上を出さないとゲームに参加できません。
手が悪いなら、チップ(賭け金)を出さずに降りることが出来ます。
仮に、UTG、HJ、COが降りて、BTNが賭け金倍プッシュしたとします。
この場合、SBやBBはBTNと同額以上の賭け金にしないとゲームに残れません。
(後、最低3枚出さないと・・・)
(後、最低2枚出さないと・・・)
SBが、ゲームから降りるという選択をした場合、SBの賭け金はボッシュート
BTNかBB、勝ったほうの懐に入ります。
(同額に)
(SBの遺物、まだどっちの物でもない)
BBが勝負に乗り、BTNと同じ賭け金にすると、
全員同額の状態になり、次のベッティングラウンドに進みます。
※補足
ベット金額に対し所持金が足りない場合、オールインすればゲームに残ることが出来ます。
ゲームの終了条件について
リバーでベッティングラウンドが進む条件を満たすとショーダウン、ゲーム終了です。
この他、1人のプレイヤーを残して全員が降りた場合もゲーム終了となります。
プリフロップ
ゲーム開始直後に、UTGがオールイン(全財産)賭け金を引き上げた!
*100枚
こんな事をすると、全員がゲームから降りてしまうことが多いです。
ゲーム開始直後、ゲーム終了のお知らせ。
ブラインド(強制ベット)分をUTGが儲けます。
※ショーダウン(役の比べあい)のほか、全員降ろして勝負終了、次のゲームへ!
これが、ポーカーの流れになります。
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