ポーカーにおける手役以外の強弱について
ポーカーはより強い手役を作った側が勝つようなゲームですが(ブラフ除く)
お互い同じ手役だった場合にも、ちゃんと勝ち負けの判定方法があります。
ポーカーにおけるカードランク
Aが最強で、以下、K>Q>J>T>9>8>7>6>5>4>3>2(最弱)となります。
お互いの手役が同じ場合、ランク(数字)によって勝敗が決します。
プレイヤーAの手札(プリフロップ勝率 約61.38%)
プレイヤーBの手札(プリフロップ勝率 約38.17%)
ヘッズアップ(1vs1)で、二人の手札がこのような場合、
コミュニティカード(ボード)により、勝敗はどのようになるのでしょうか?
(プリフロップでの引き分け確率は、約0.46%)
ワンペア同士の勝負になった場合
コミュニティカード(ボード)が以下のようになると、
プレイヤーAの手の方が強くなります。
コミュニティカード(ボード)
ポーカーは、手札2枚とボードカード5枚を使って役を作ります。
使わない2枚のカードは勝負に関係ありません。
プレイヤーAの手(Aペア・Kキッカー 勝ち)(手札♠A♠J)
プレイヤーBの手(9ペア・Aキッカー 負け)(手札♥9♥T)
どちらも、ワンペアですが、
Aのペアは、9のペアよりも強いため、プレイヤーAの勝利となります。
(キッカーは今回の勝負では関係なし、詳細はキッカーページに別記)
フォーカード、フルハウス、スリーカード、ツーペア、ハイカード
これらの場合も、ワンペアと同様です。
※フルハウスは、スリーカード部分優先判定。
ツーペアは、最も高いランクのペアを優先判定。
ストレート同士の勝負になった場合
ストレートの場合も、同様にランク(数字)の高いカードがあると勝ちです。
コミュニティカード(ボード)
プレイヤーAの手(Jハイストレート 勝ち)(手札♠A♠J)
プレイヤーBの手(Tハイストレート 負け)(手札♥9♥T)
J(11)のストレートは、T(10)のストレートよりも強い。
よって、プレイヤーAの勝ちとなります。
※プレイヤーBにとっては、フロップ99%超の勝率からの負け(台パンレベル)
ちなみに、カードを5枚使う手役には、キッカーがありません。
フラッシュ同士の勝負になった場合
まずお目にかかれないボード、手札に関係なくフラッシュ以上が確定するケース。
コミュニティカード(ボード)
プレイヤーAの手(Aハイフラッシュ 負け)(手札♠A♠J)
プレイヤーAの手は、ボードカードと全く同じ。
このように、自分の手札を必ずしも使う必要はありません。
プレイヤーBの手(Aハイフラッシュ 勝ち)(手札♥9♥T)
両者ともAハイフラッシュ、同じ役ですが・・・、プレイヤーBの勝利となります。
3枚目までのカードの強さ(ランク)は両者とも同じですが、
4枚目の強さが、プレイヤーAは5、プレイヤーBはT(10)
Tは5よりも強いため、プレイヤーBの勝利です。
入門講座 最上部へ(上部に目次)