ホールデム・ポーカー入門 ルールと手役集

ポーカーと言えばテキサスホールデム!ポーカーの手役とゲームの流れ(ルール、アクション、ポジション)、ハンドレンジ、役やオッズの確率計算など、初心者や入門者にもわかりやすく説明します。

ハンドの種類と表記方法について

ポーカーは、ジョーカーを抜いた52枚のトランプを使い、 2枚の手札で戦っていくゲームです。 手札の種類は、52C2=52x51/2/1=1,326通りです。 ハンドの表記方法 この手札の数字1~13をA23456789TJQK、 スーテッドをs、オフスートをoと表記します。    ※手札のスート(マーク)が同じ手札がスーテッド、違うものがオフスートです。  ポケット(ランクが同じ手札)は、同じスート(マーク)になることはない為、oの表記をしません。  上記ハンドを表記すると、  左から順に、AJs,A7o,66となります。

ハンドの種類は、全部で169種類

以下の表が、ポーカーにおけるハンドの組み合わせの一覧になります。 ハンドの内訳について ランク(数字)が同じポケットが78種類(5.88%)(4C2*13) スート(マーク)が同じスーテッドが312種類(23.52%)(4*(169-13)/2) それ以外の、オフスートが936種類(70.58%)(12*(169-13)/2) これが1,326通りの内訳です。

強いハンドと弱いハンド

ポーカーは、はじめに配られた2枚のカード(スターティングハンド)で、 戦えるか否かが大きく左右されます。 プレミアハンド とてつもなく強いハンドのことをプレミアハンド(AA、KK、QQ、AKs、AKo、AQs)と言います。 ちなみに、プレミアハンドの定義は人によって違い、 AAやKKのみをプレミアとしたり、JJ、TT、AQoもプレミアに入るとする人もいます。 ポケットペア ランク(数字)が同じハンドのことをポケットペア(略称:ポケット)と言います。 一見低い数字でも、一気にスリーカードに化けることがあり、 フロップまで行ってみたいハンドですね AA,KKはモンスターハンド、QQ,JJはビッグペア、 TT~77はミドルペア、66~22はスモールペアといったように区分されています。 ポケットは、上位のペアに弱いという脆さがあるので注意。 JJ持ちの際、ボードにオーバーカード(AKQ)が落ちると泣きたくなったりします。 人数が多いほどポケットは弱くなる傾向にあります(それでも強いですが) スーテッドコネクター スーテッド(スートが同じ)でありコネクター(連続した数字)、略してスーコネ 取り立て強い訳ではありませんが・・・、 ストレートやフラッシュが完成し、一発入ることがあります。 特に、ストレートはフラッシュに比べてばれにくいです(投機的ハンドに分類されます) スーテッド スーテッド(スートが同じ)のハンド、初心者は、スーテッドで勝負に参加しろとも言われる。 ただし、オフスート(スートが違う)に比べて格段に強いなんてことはない。 スーテッドはオフスートより、ちょっと勝率がいい程度。 人数が多い時ほど、スーテッド系は有利になる傾向があります。 コネクター 連続した数字のハンド、ストレートが狙いやすい。 AKやA2といった、端っこの方のカードだとストレートは期待できません。 端っこのカードは連続していても、コネクター扱いされません。 連続以外のケース、68のように1つ間が空いているとワンギャッパー 69のように2つ間が空いている場合、ツーギャッパーと呼ばれます。

どのハンドで勝負すればいいのか?

弱い手で無理に参加してチップ(賭け金)を失うのが嫌だ。 ということでしたら、ハンドを絞って、強い手のみで参加するようにすることです。 このように、ハンドを絞るプレイ方法をタイトと言います。 (ルースが信条の私としてはお勧めしませんが、これが一般的) 具体的に、どのハンドで参加するかは、ハンドレンジ(別記)によります。 最上部へ(上部に目次)