オーバーカードの恐怖
ポーカーは、どんなに強いハンドでも、一瞬で弱くなる危険性を秘めています。
自分のの手札(キングス)
この手札は、ポーカーで2番目に強いスターティングハンド。
当然ながら、こんな強い手札が来たらどんどん押していくのが常道。
※プリフロップ時点では、隠れていたりすることもありますけどね。
もし、仮にフロップでAが出てしまったら?
たった1枚、Aが出ただけの話じゃない? ということなのですが・・・、
もしAが捲れてしまうと、大問題。
コミュニティカード(ボードのフロップまで、残り2枚)
KK持ちで、A持ち相手に勝負したとき・・・、
どれくらいの勝率があると思いますか?
もし相手が・・・(Aペア・8キッカー 勝率 約91.21%)
なんと、KKの勝率が1割を切ってしまうのです(AAやAKならさらに悲惨なことに)
勝負するなら、Kを引いてくるだけの力が必要です。
相手がAを持っているか否か・・・?
ポーカーでは相手の手札が見えないため、KK側胃痛の状態です。
A持ちがプリフロでフォールドせずに来るなんてことざらですし、
相手が積極的にベット、レイズしてきたら、とてもじゃないが受けられませんね。
むしろ2ペアのが・・・(5と8のペア・Aキッカー 勝率 約75.45%)
これなら、K以外に、Aが出ても勝てるようになったので、まだマシですね。
ワンペア相手よりツーペア相手のほうが、勝ちやすいという不具合・・・、
ポーカーでは、こういった相性差が露骨にあります。
プリフロップ時点の勝率はこんな感じ
当然のことながら、手札が配られた時点では、圧倒的にKKが優位です。
自分の手札(キングス 勝率 約70.74%)
相手の手札(A2o 勝率 約28.75%)
このような内訳の場合、フロップでAが1枚出ただけで、
KK側はとてつもない苦境に立たされます。
相手がこっちの手をATo?とか、ドミネイト状態なんじゃないか?
と誤って判断してくれるといいのですが・・・
人数が少ないなら、コンティニュエーションベット(CB)を打っときゃいいんじゃない?
当然ながら、相手がA持ってないケースだってあります。あります。
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