ホールデム・ポーカー入門 ルールと手役集

ポーカーと言えばテキサスホールデム!ポーカーの手役とゲームの流れ(ルール、アクション、ポジション)、ハンドレンジ、役やオッズの確率計算など、初心者や入門者にもわかりやすく説明します。

ポットは、チップ(賭け金)のプール

プリフロップにおいて、全員がチップ2枚を賭けたとします。 BBがチェックし、全員が同額なると、中央にチップが集められます。 ポット(まだ、誰のものでもない) *12枚(1人2枚で6人分) ポットのチップは、このゲームで勝った人のものになります。

オールインとポット

オールイン(全額勝負)すると、 チップが足りていなくても勝負することが出来ます。 しかし、全員同額という条件を満たさなくなるため、 チップ(賭け金)の調整が必要になってきます。 オールインの例 仮に、プリフロップで3人オールインという場合。 オールイン *100枚 オールイン *150枚(多い) オールイン *11枚(少ない) プレイヤーの有り金はみな違うため、 このようなバラバラの金額(チップ)になります。 チップ(賭け金)の返却 SBの出しているチップ(賭け金)が一人だけ突出しているので、 余分な分を返却します。 オールイン *100枚 オールイン *100枚(50枚は、本人に返却します) オールイン *11枚(少ない) チップ(賭け金)の返却が終わったら、 今度はメインポットとサイドポットの区分けがはじまります。

メインポットとサイドポット

公平を期すため、チップ金額の調整の次は、 ポットを、メインポットとサイドポットに区分けします。 オールイン *11枚 *89枚 オールイン *11枚 *89枚 オールイン *11枚 区分けが終わると、メインポットとサイドポットは以下のようになります。 *33枚(メインポット) *178枚(サイドポット) ※メインポットは全員が争えるポットのことを言います。  一部の人たちで争うポットがサイドポット。  ポットの金額が大きいほうがメインなんてことはありません。  オールインしている人がもっと多い場合には、  サイドポットがいくつも量産されることになります。

勝敗とポット(賭け金)の行方

上記のオールイン勝負が、ショーダウンまで進み、 作った役の強さが・・・、以下のようになった場合・・・、  >  >  *33枚(メインポット) *178枚(サイドポット) ポットの配分は、どのようにすればいいのでしょうか? 勝敗と配分を受ける権利 SBとBTNは、メインポットとサイドポットの両方、 BBは、メインポットのみ受け取る権利を有しています。 両方の権利を有すSBが勝利したため、 メインポット33枚、サイドポット178枚は全てSBの総取りとなります。 BBが勝利した場合  >  >  一番強い役を作ったBBがメインポット33枚を獲得します! しかし、BBにはサイドポットを受け取る権利がありません(賭け金が少なかったため) サイドポット178枚は、SBの物になりました。 引き分けが生じた場合  =  >  BTNとBBが同じ手を作って勝ちました。 この場合、BTNとBBの2人でメインポット33枚を折半します。 BBにサイドポット178枚を受け取る権利がないため、これは全額BTNの物になります。 33枚の内、割り切れない1枚は、BTNよりポジションの悪いSBへ行って・・・、 結果、BTNが194枚(16+178)、SBが17枚を獲得します。 入門講座 最上部へ(上部に目次)