ポーカーのチョップ(引き分け)について
ポーカーは、手役の強弱のほか、カードのランク(数字)によって、 勝敗を決めるため、引き分けになることは稀です。 今回は、代表的なチョップ(引き分け)を挙げていきます。
そもそも手札が、ほとんど同じ場合
手札の数字が同じ場合には、フラッシュが絡まないと引き分けです。
プレイヤーAの手札(勝率 約7.16%)
プレイヤーBの手札(勝率 約2.17%)
ヘッズアップ(1vs1)でこのような状況なら、チョップ(引き分け)の確率は約90.68%です。
チョップ(引き分け)になってしまった場合、
ショーダウンに残っていた人の中で、ポットの金額を折半して分けます。
(割り切れない分は、ポジションが悪かった人に配分します)
※ポジションはBTNが最もよく、反時計回りに悪くなっていき・・・、SBが最悪。
一見すると勝ってそうだけど引き分け
初心者の方がつまづきやすいポイント、有利に見えますが同じです。
自分の手札(ボードとペアが出来た!)
コミュニティカード(ボード)
相手の手札(ボードとまるで噛み合ってない)
おわかりいただけただろうか?
よく、ボードと手札を見比べると・・・、
自分も相手も、Jと9のツーペアで、8キッカーであることが判るだろう。
ポーカーは、スート(マーク)による強弱がない(使わない2枚も比較しない)
よってハートの8も、クラブの8も同じ強さ、引き分けである。
手札が糞の役にも立たない場合
そもそも、コミュニティカード(ボード)単体で強力な役が完成してしまった場合。
コミュニティカード(ボードだけで、フォーオブアカインドが完成)
プレイヤーAの手札(最強の手札、ロケット)
プレイヤーBの手札(最弱の手札の一角、72オフスート)
プレイヤーAの手札が素晴らしいですね!
ボードカードと合わせて、ほんとほれぼれとします。
だけど、引き分けなんだコレ。
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